看護師の転職初日の持ち物チェック! 初日に気をつけたいポイン トとは

看護師としての職歴が長くても、新しい職場で勤務初日を迎えるときにはどうしても緊張
してしまうものです。職場の看護師たちと上手くなじめるのか、スムーズに自己紹介がで
きるのか、仕事を早く覚えられるのかなど、不安を挙げればたくさん浮上してくるでしょ
う。

 

転職初日のスタートを気持ちよく切るためには、心の準備が必須です。それとあわせて、
初出勤にあたって必要な持ち物の準備もマストです。
そこで今回は、転職初日を迎えるにあたってあらかじめ用意しておきたい持ち物や、気を
つけたい点についてご紹介していきます。

 

看護師の転職で必要となる持ち物とは?

 

転職初日には、職場から持ち物を指定されることがほとんどです。これまで使用していた
小物類をそのまま使用してもOKですが、この機会にメンテナンスをしておきましょう。汚
れがあれば拭いておく、破損した箇所があれば修理をしておくなど、初日に向けて持ち物
もリフレッシュさせるのがおすすめです。
また、持ち物を指定しない職場もありますが、こういった場合にはこれまでの看護師経験
を活かし、必要そうなものを判断して持参しておくのが安心です。
職場によっては、白衣やユニフォーム、ナースシューズ、ペンライト、聴診器などが支給
されることもあります。支給されないものは必ず自身で用意しておきましょう。
ほかに、教わったことを書いておくメモ帳とボールペン、時間を確認するためのナースウ
ォッチは必要不可欠です。職場で制服を貸与されたときのことを考え、大きめのバッグを
持っていくことも大切です。

 

看護師の転職で必要となる書類とは?

 

初日の手続きではたくさんの書類をやり取りすることになります。
看護師免許、契約書のほか年金手帳や給与振込依頼書、健康診断書などの書類を揃えてお
きましょう。また、前の職場の源泉徴収票、在職証明書や身元保証書が必要となることも
あります。書類はかさばるものではありませんから、たとえ支持されていなくても万が一
必要になりそうなものはバッグに入れておくと安心です。手続きをスムーズに済ませるた
め、印鑑も用意しておきましょう。
書類はクリアファイルなどにまとめ、求められたときにすぐ出せるようにしておきたいも
のです。

 

看護師が勤務初日に気をつけたいポイントとは?

 

自分からあいさつするよう心がける

 

まだまだ人の顔を覚えていないうちは、会う人すべてに自分からあいさつをしておけば間
違いがありません。相手に与える印象は、最初に会ったときの雰囲気でほとんど決まって
しまうといわれます。身だしなみを整えて笑顔で丁寧にあいさつするだけで、第一印象は
かなりよくなるものです。
また、初日の勤務では、職場で自己紹介をする機会があります。話す内容は名前や以前勤
務していた病院の診療科、簡単な抱負などで問題ありません。一度に自分のすべてを伝え
ようとは思わず、とりあえず名前を覚えてもらおうという気持ちで話をしましょう。

 

経歴自慢やできますアピールを控える

 

仕事に自信を持つことは大切ですが、転職当日に経歴自慢やできますアピールをするのは
控えておきましょう。「私はこんなに技術があります」「看護師歴〇年で経験が違います
」など、自慢にも取られかねないことをペラペラと話してしまうと周りに敵を作ってしま
うことも。あえて自分から発信しなくとも、これまでの経験を活かして真面目に働いてい
れば周りが勝手に評価をしてくれます。いくら看護師の経験があっても、新しい病院では
新人であることを忘れずに謙虚な姿勢で初日に臨みたいものです。

 

些細なこともメモをとる

 

勤務初日にはメモをとり、新しい職場のことを早く覚えるよう努力することも大切です。
同じ質問を二度するようなことのないよう、些細なこともしっかりとメモしておきたいで
すね。
初日にすべてのことを覚えられる看護師はいません。最初のうちは、覚えるべきことを早
めに頭に入れるなど自分から学ぼうとする積極的な姿勢を見せることが大切です。また、
身近な看護師の顔と名前も、必要に応じてメモをとるなどしてその場で覚えてしまいまし
ょう。

 

積極的に質問することも重要

 

転職先では、分からないことを先輩に積極的に質問するとよいでしょう。仕事のやり方だ
けでなく、なぜその方法なのか、どんなことに気をつけるべきなのかといったことも詳し
く聞いておきたいものです。
先輩への質問はコミュニケーションの一環でもあります。あれこれと尋ねることでお互い
に話しかけやすい雰囲気が作っていけば、あとあと仕事がしやすくなります。

 

自分のやり方で勝手に仕事をしない

 

他の病院で働いた経験があると、つい自分のやり方で仕事をしたくなるものです。しかし
、転職先にはその職場のルールがあるため、教わっていないことを勝手にやるのはNGです
。同じような業務でも病院によっては流れや確認方法などが異なります。
「入って間もない看護師が自分の考えで動くことを良く思う人はいない」ということを意
識し、あくまで新人として振る舞うようにしましょう。
職場の雰囲気をつかむまでは深入りせず、様子を見るようにするのも重要なポイントです

 

転職初日に緊張してしまうのは当然ともいえます。その緊張感がかえって背筋を伸ばし、
謙虚な気持ちを作ってくれるというメリットもあります。ただしあまりにガチガチになり
すぎないよう、前もって心構えを把握しておけば勤務初日に落ち着いて行動できるはずで
す。持ち物や仕事の進め方などをチェックしておき、早めに職場に馴染めるよう積極的に
行動してみましょう。

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