看護師が貯金する理由や、貯めるコツをご紹介!

[看護師の貯金事情]

 

収入が安定している看護師ですが、仕事に緊張感が要求される上に毎日とにかく忙しく、ストレス解消のために買い物や食事でムダ使いをしてしまうという人もいるようです。
せっかくお金を稼ぐのなら、将来のことを考えてできるだけ貯金しておきたいですよね。そこで今回は、世間の看護師たちの貯金事情や平均貯金額、賢く貯めるコツをあわせてご紹介していきます。

 

世の看護師が貯金に励む理由4つ

「貯金は大事」と分かっていても、つい使いすぎてしまうという看護師もいるものです。その一方で、数百万円の貯金をしているという節約家の看護師も少なくありません。
貯金を頑張っている看護師は、どのような目的でお金を貯めているのでしょうか? その一例をご紹介します。

 

1. 結婚や出産、育児のため

「望み通りの結婚式を挙げたい」「新婚旅行で贅沢したい」「出産や育児のために貯金しておきたい」と考える看護師は多いようです。
現在はまだ結婚の予定がなくても、将来のために貯めておいて損することはありませんよね。特に育児には予想以上のお金がかかるので、若いうちに貯金を増やしておけば安心です。

 

2. 万一のときに備えるため

人生に不測の事態はつきものです。急に体調を崩したときやケガをしたときなどにお金がないのは不安ですよね。また、何らかの理由で現在の職場を辞めることになったときにも、貯金があれば心強く生活が送れます。

 

3. 旅行や留学の費用を貯めるため

「お金を貯めて海外旅行へ出かけたい」「将来的に海外留学を考えている」という理由で貯金している看護師もいるようです。ゆっくりと旅行をしたり、留学して新しい知識を得たりというライフプランも素敵ですよね。

 

4. 自分の家を手に入れるため

貯金をして、将来的にマンションや一軒家を購入したいと考える看護師もいます。「自分の家をもつのが夢」「一軒家でペットと暮らしたい」といった具体的な願望を持っている人は、計画的な貯金ができるようです。

 

看護師の貯金、その平均金額とは?

奨学金の返済や一人暮らし、実家暮らしなどの事情によって月々の貯金額には差が出ますが、働き始めたばかりの20代前半の看護師の場合、100万円程度の貯金をしている人が多いようです。月々決まった額を貯金に回し、積み立てているという人が多数派。月に3~5万円程度貯金に回せば、年間で36~60万円程度貯めることができます。

 

看護師としての経験を積み、仕事が軌道に乗った20代後半~30代の場合、100~500万円程度が一般的な貯金額といえます。無駄遣いをせずにしっかりと貯金をしている人であれば、1000万円以上を貯めている人もいるようです。

 

その一方で、20代後半~30代は結婚適齢期といえる年代です。結婚式にお金を使ったという人や、育児のために退職し、貯金を切り崩しながら生活しているという人もいます。生活にお金がかかるようになり、若いときに比べて貯金ができないと嘆くケースも少なくないようです。

 

とはいえ看護師は復職しやすい職業なので、育児が落ち着いてから職場復帰し、休職前もしくはそれ以上に稼ぐ看護師もたくさんいます。40代以降になると月々の収入も増える傾向にあり、まとまった金額を貯金できるようになるケースが多いので、看護師の将来は明るいといえます。

 

賢く貯金するためのコツをチェック!

 

1. 自分のお金の使いみちを把握する

貯金ができないという人の多くが、毎月何にどれくらいお金を使っているのかを把握できていないといわれます。
お給料の使いみちを正確に把握するためには、家計簿をつけるのが理想的です。多忙な中で家計簿をつけるのが難しい場合には、レシートを保管して大まかに支出を確認するとよいでしょう。レシートを撮影するだけで家計簿がつけられるスマホアプリもあるので、現代ならではの利器を活用して貯金に励みたいですね。

 

2. 貯金専用の銀行口座を作る

給与振込の銀行口座とは別に、貯金のためだけの口座を作るとお金が残りやすくなります。
お給料を下ろしたら、貯金に回したいお金をその場で別の口座に移し替えてしまいましょう。大切なのは、貯金専用の口座に貯めたお金には手をつけないと決めておくことです。キャッシュカードや通帳を目に届かないところにしまっておき、手軽に使えないようにしておくことがポイントです。

 

3. 毎月の固定費を見直してみる

家賃や光熱費、通信費など、毎月かかる固定費を見直すのも有効な方法です。
「調べてみたら、意外と高いネット代を払っていた」「スマホの料金プランを見直したら驚くほど安くなった」というケースは多いもの。
固定費の月々のプランを見直すだけで、年間にして数万円の貯金ができることもあります。

 

4. 細かい出費を防ぐよう心がける

「コンビニでの買い食いが多い」「ネット通販の利用頻度が高い」「スマホアプリに課金することが多い」といった人は要注意。塵も積もれば山となるといわれるように、数百円程度の細かい出費もトータルすればかなりの金額になります。
貯金を増やすためにも、毎日の細かい出費を少し我慢する習慣をつけてみましょう。

 

「貯金を始めたい」「もっと貯金額を増やしたい!」と考えているのなら、お金の動きを少し意識してみることが大切です。ムダ使いを減らし、効率的に貯金できる環境を整えれば、お金は自然と貯まっていくもの。
看護師の仕事で得たお給料を有効活用するためにも、ぜひ効率的な貯金のテクニックを実践してみてくださいね。

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