看護師さんの大切な休日
日々忙しく働いている看護師の中には、「休みが少なくてつらい」「土日祝休みに憧れる」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実際のところ、職場の休日数に不満を抱いている看護師は少なくないといいます。その一方で、十分に休日を確保できる職場で満足しながら働いている看護師もいるものです。
今回は、看護師が希望通りの休日を確保するための方法についてご紹介していきます。
世の看護師はどれくらい休日を確保している?
看護師不足や病院での人手不足が問題になっている昨今。休日の少ない医療機関で働いている看護師は少なくないでしょう。いくらお給料が高くても、休みが少なければ仕事の疲れがなかなか取れませんし、ストレスも溜まりやすくなってしまいますよね。
看護師にとって気になるのは、世の中の看護師がどれくらいの休日をもらっているかという点ではないでしょうか。
学習院経済経営研究所とワーク・ライフ・バランス塾が2017年度に調査した「看護職のワーク・ライフ・バランスインデックス調査」によると、就業規則に定められた看護師の年間休日の平均は118.3日でした。
参考元:https://www.nurse.or.jp/wlb/wlbindex/doc/bunsekihokoku.pdf
 :
看護師の仕事は休日を取得しにくい?
一般的な企業勤めの人の場合、平日の月曜から金曜まで働き、土日祝は休むというパターンが多いもの。こういった働き方であれば、お盆休みや年末年始休みなどを合わせて年間の休日数は125日程度になります。
看護師の中でも、小規模クリニックや検診センターなどに勤務していれば土日祝に休むことは可能です。しかし、入院設備のある病院の看護師は勤務体系が変則的になり、カレンダー通りの休みは取得できないことがほとんど。夜勤などがあると勤務時間も変則的になるため、休日が少なく感じることもあるでしょう。また、お盆や年末年始にも休めないケースが多いため、休日の少なさに不満を抱えながら働く看護師も少なくないのです。
 :
求人情報の休日欄をチェックするときのポイント
看護師求人の休日の欄には、「週休2日」「完全週休2日」「4週8休」などと書かれていることがあります。文字の意味だけ考えると、どれも週に2回休日があるように思えます。しかし、これらは同じように見えて少し意味が異なるので注意しましょう。
1. 週休2日とはどんな制度?
週休2日とは、毎週必ず2日間の休みがあるということではないので注意が必要です。1年間を通して見たときに1カ月に1回以上2日休める週があれば、その医療機関は週休2日制ということになります。
2. 完全週休2日とはどんな制度?
毎週必ず2回の休日が取得できることを、完全週休2日制と呼びます。毎週必ず2日休みたい方は、完全週休2日と記載のある求人をチェックしてみましょう。
3. 4週8休とはどんな制度?
4週8休というのは、看護師の仕事を4週間単位で計算し、4週間のうち8日分の休日を与えるという意味になります。
4週8休は1週間を40時間労働で計算する変速労働時間制です。夜勤が多い職場で採用されやすい制度で、夜勤や半休などもカウントされるため、必ずしも1週間に2日の休みがあるわけではありません。4週8休制の場合、年間の休日数は104日間という計算になります。
中には、4週6休という規定を設けている医療機関もあり、この場合は年間の休日数が78日という計算になります。
看護師求人の休日制度に着目してみよう
どのような休日制度を設けているかは、医療機関によって大きく異なるものです。特に、入院患者が多い職場では夜勤のできる看護師が必要不可欠となるため、どうしても4週6休という休日が少ない制度を採用することになります。その結果、看護師は「休日が少ない」「希望する日に休めない」といった不満につながりやすくなるのです。
完全週休2日を掲げている医療機関であっても、土日祝に休めるとは限らないので気をつけたいもの。ワーク・ライフ・バランスを重視し、しっかりと休みを取りたいという方は「完全週休2日(土日祝)」と曜日が指定された求人を探してみましょう。
休日数の多い看護師の職場とは?
理想的な休日数が確保できない看護師がいる一方、年間150日休み、土日祝休み、日曜の呼び出し等はなしといった好条件を掲げるクリニックもあります。ここからは、休日を十分に確保できる看護師の職場についてチェックしていきましょう。
1. 大学病院・国立病院
意外にも、一部の大学病院や国立病院で働く看護師は多くの休日を取得しているのです。これは、大病院に「看護師を十分に休ませ、質の高い医療を提供」するという意識があるためです。
十分な人数の看護師が在籍している病院であれば、希望する日を選んで交代で休みを取得することも可能となります。
2. 小規模クリニック
ライフワークバランスを重視したい方は、クリニックの求人を探してみるのがおすすめです。
街なかのクリニックは日曜祝日にプラスして水曜日などに休みを取得できることが多いもの。さらに夜勤もないため、のびのびと働くことができます。
3. 検診センターや献血ルーム
病院以外で働くことも選択肢の1つに入れてみましょう。検診や献血を担当する職場は勤務時間が明確に決まっており、残業や休日出勤がないのが魅力です。
視野を広げてさまざまな求人をチェックしてみれば、休日の多い理想的な職場に出会えるかもしれません。
日々忙しく働いている看護師の中には、「休みが少なくてつらい」「土日祝休みに憧れる」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
実際のところ、職場の休日数に不満を抱いている看護師は少なくないといいます。その一方で、十分に休日を確保できる職場で満足しながら働いている看護師もいるものです。
今回は、看護師が希望通りの休日を確保するための方法についてご紹介していきます。
休日が多い職場へ転職しよう!
「看護師の仕事は休日が少ないもの」とあきらめている方もいるかもしれませんが、十分な休みを確保しながら満足な給与を得ている看護師もたくさんいます。
ワーク・ライフ・バランスを充実させるため、思い切って転職するという道を選択するのも1つの方法です。「土日休み」「完全週休二日制」「年間休日150日」など、好条件の職場からスカウトを受けてみませんか?
スカウト形式での転職なら、自分の希望条件に沿った職場から声がかかる仕組みなので、効率よく理想の職場と出会うことができます。「土日休み」などの希望以外にも、「日勤のみ」「残業少なめ」などのこだわり条件を入力することも可能です。
今は忙しい病院で働いていて転職活動に時間が取れないという方でも、登録さえすればあとはスカウトを待つだけなので、働きながら転職活動ができます。好条件の求人を見つけたい方は、ぜひサポートナースにご登録ください。