看護師転職 成功する
「履歴書」や「職務経歴書」などの書類作成は、転職活動の中でも特に骨が折れるのではないでしょうか。書類としては他にも、資格の証明である「看護師免許」の提示が必要ですし、転職前の職場で発行してもらう「源泉徴収票」や転職先で定める期間内に受けた「健康診断書」の提示が求められることもあります。
ここでは、自身で作成する「履歴書」や「職務経歴書」に関して、転職を成功させるポイントをおさえていきたいと思います!
「履歴書」を作成するときに重要なことは?
「履歴書」には、氏名、生年月日、住所、電話番号などの基本情報から、学歴や職歴、免許や資格、志望動機、特技や自己PR、仕事に関する希望まで、一枚にコンパクトにまとめて書き込める一般的なフォーマットがあります。
こちらの書類を作成する際に気をつけるべき点は、いたって常識的なこと。手書きの場合は、字をきちんと丁寧に書くこと。書き損じた場合は修正液で消したりせずに、新しい履歴書に一から書き直すこと。履歴書を無駄にしないためには、鉛筆書きで下書きをして、その上からボールペンで清書し、乾いたら消しゴムで鉛筆の部分を消す……といった手法がよくとられます。
先方に丁寧なきちんとした印象を与えることなら、なんでも率先して実践したいところでしょう。住所などは都道府県を省略したりせずに、マンション名まできちんと書いて。電話番号の記入欄には、出られる時間帯まで書いておくという人もいます。
看護師は病院やクリニックで患者さんに接することが多い顔とも言える存在ですから、印象のいい写真にも、採用を決定づけるほどの大きな意味があります。もちろん、スナップ写真の切り抜きなどはNG。安価なスピード証明写真よりも、写真館で撮ってもらったもののほうがおすすめです。最近はその場でデジタル加工して、顔色なども印象よく仕上げてくれますし、スピード証明写真とも1000円ほどの差で撮影できます。
「職務経歴書」を作成するときに重要なことは?
一方で、「職務経歴書」には、そこまで決まったフォーマットはありません。こちらの書類では履歴書の中でも「職歴」に当たる部分をメインに、これまでの仕事についてより詳細に記載していくことになります。そしてこの職務経歴書に記載することこそが、転職採用では特に大切になってきます。
「今までの経歴を簡潔に書いておけば、あとは面接で話せばいいだろう」と思う人がいるかもしれませんね。しかし、ここは一番のポイントになるところですから、面接でよりスムーズに自己PRをするためにも、できるだけ細かく書くように心がけてください。あらかじめ書いておけばこちらからもアピールしやすいですし、面接する側にもポイントがわかって話しやすくなります。
具体的には、まず、何年から何年までどんな業務をしたか。そして、そこでどんな経験をしたのか。肩書きがなくても、何か教育的なことや指導をしていたら、ぜひ書いておいてください。主任などにはなっていなくても、学生指導をしていた経験などは頼りになるので重きを置かれます。
委員会や勉強会、学会への参加なども記載を
入っていた委員会などについても書いておきましょう。どの病院でも、学ぶ機会はそれぞれに設けられていることが多いと思います。たとえまだ新人の看護師でも、「手術後などの急性期に興味があり、院内で勉強会を開いていました」など、どんな勉強をしていたのかが伝えられれば、仕事に対しての真摯な姿勢が伝わるはずです。
病院の外でも学会などに参加していたら、そのことについても書いておくと良いでしょう。病院に費用を出してもらって参加した学会もあれば、自分で興味を持って自費で参加した学会もあるのではないでしょうか。どちらも採用側にとってはあなたの学びに対する姿勢がわかるものなので、大きなポイントとなります。
いかがでしたか。転職時に提出する書類には、自分の意欲が伝わることは何でも書いておくに越したことはありません。一つひとつ思いを込めて、書き込んでいきましょう。
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